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合併症について

変形性膝関節症の手術では、術前の合併症が大きな意味を持ちます。例えば骨粗鬆症になってしまうと、変形性膝関節症の手術をしてもなかなか回復するこという段には届きません。

また特に高齢者の方の場合は特になってしまう確率が高く、大腿骨頚部の骨折なども起こりやすくなってしまいます。

骨粗鬆症の治療はADFR法を行います。方法としては、3種類の薬剤を投与します。約3ヶ月のサイクルで服用していき、それぞれの開始と終了時には検査も必要です。また最低でも2年は服用を継続し、状態によっては一生飲み続けなければなりません。

骨粗鬆症は高齢者に多い病気ですが、特に女性の閉経後に顕著な症状です。また骨粗鬆症の予防には栄養素の補給が大切です。

カルシウムを補給するためには吸収を促すための栄養素も大切です。牛乳やビタミンD、ビタミンKをよく補給し、日光浴をして、適度な運動によって骨の代謝を盛んにすることが大切です。

偏った食事、そして運動不足は骨の密度を低下させてしまい、また過度の飲酒、喫煙は骨折の原因となりやすいため、なるべく早い時期から生活習慣を改善して、骨粗鬆症や骨折の予防に取り組まなければなりません。

その他変形性膝関節症に関わる合併症としては、慢性関節リウマチや糖尿病、心疾患や肝疾患、腎疾患などがあります。これらの症状は、麻酔などの観点から手術がとても面倒な状態になりがちです。

早めの入院、そしてその間に十分な検査を実施し、整形外科と麻酔科との連携なども大切になってきます。また予め合併症がわかっている場合、つまり他の病院で治療を受けているのであれば、それまでの経過を記した紹介状も必要です。

このように、変形性膝関節症の手術前の準備はとても大変です。変形性膝関節症の保存療法を充分に実施してきたのに、医師が手術が必要であると言ったら、やはりしなければなりません。

ですが、変形性膝関節症の改善のためにしてきた努力のかいがないということで自信喪失にもつながりやすく、変形性膝関節症を治そうとする気持ちをもう一度起こさなければなりません。