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治療方法の種類

変形性膝関節症は60代以上の高齢者に多く発症する病気です。老化や膝への過剰な負担などが原因となって関節の軟骨がすり減ってしまうことで、痛みを生じるようになります。

この変形性膝関節症に対する治療は大きな考え方として、保存療法と手術を用いた外科的な2種類が挙げられます。

しかし、変形性膝関節症において、基本的に手術を行わずに保存療法を用いて、出来る限り膝への負担を減らすことなどで痛みを軽減するといったやり方を取ることになります。

変形性膝関節症の保存療法について具体的に挙げると、患部を温めることで血行を促進し、筋肉の緊張をほぐし可動域を広げることや痛みを軽減する温熱療法があります。

他にもリハビリを行うことで可動域の回復を期待することや、太腿四頭筋の筋力をつけるといった運動療法があります。

また、炎症を抑え痛みの抑制をするために抗炎症剤、鎮痛剤などを用いる薬物療法があります。実際に使用されるのは内服薬に加え湿布や塗り薬など様々な種類があります。

他に足底板やサポーターを用いる装具療法があります。さらに、実際に病院で治療を施すのではなく、日常の生活を見直し指導していくやり方もあります。

普段の生活の中で膝への負担となっている動作を洗い出し、出来るだけその動作を回避・控えることや、肥満による負担を増加させているのであれば減量を行うといった日常生活を指導するといったことです。

一般的に変形性膝関節症の場合、これまでに挙げた保存療法を行いますが、それでも思うような効果が挙げられなかった場合、また重度の症状の場合には、外科的な手術が選択されます。

手術は関節鏡視下手術や骨切り術、また金属やセラミック製の人工関節を用いる人工膝関節全置換術などが用いられます。

また、手術を行った場合でも継続的にリハビリなどが必要になってきます。ですが、出来る限り手術は行わず、その他の方法で改善していくことをお薦めします。

何故なら、変形性膝関節症の手術には再発の危険性があるだけでなく、費用面でも大きな出費となってしまうからです。健康保険を適用したとしてもおそらく20万円前後はかかってしまうことでしょう。

変形性膝関節症を1日でも早く改善するには、早期発見が必要になってきますので、少しでも膝に違和感を感じたら、すぐに医師の診断を仰ぐようにしてください。