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雨の日の状態について

雨の日はだるくて動く気にならない、なかなか動きだせない、そんな人は多いと思います。これには実はしっかりとした理由があって、誰でもそうなるのが当たり前なのです。

人間は通常、昼間には活発に動けるよう交感神経が優位になり、夜はゆっくりと休めるよう副交感神経が優位になります。

しかし天気が崩れている場合、朝になって活発に動く時間になっても、身体が活発に動く体制に変わってくれません。

このような状態になるのは、大昔、まだ人間が狩猟生活を行っていた頃の名残です。正確には、気圧の変化によって自律神経の働きが変わります。

低気圧が近づいてくるとその後、天候が崩れる可能性が高くなります。そのような天候状態で外で活動するのは、体力を消耗し、視界も悪く非常に危険です。

このため、低気圧が近づいてくると、もうすぐ天気が崩れるから動くな、という警告を発するために体は活発に動かないよう指示を出すのです。逆に天気の良い晴れの時には、高気圧が脳を刺激し、体を活発な状態にします。

現代社会、とくに都会では多少天気が崩れたところで電車やバスなどの公共交通機関がありますし地下道もあります。ですから、今の時代では天気が悪い中を動いたところで生命の危機に繋がるということは滅多にありません。

そう考えると、低気圧と高気圧によって変わる体の調子というのは現代の生活にはそぐわない昔の習慣の名残であるのですが、残ってしまっているからにはその体の機能と上手く付き合っていく必要があります。

天気に関係なく仕事はありますから、低気圧のせいで動く気がしません、なんていう理屈で仕事を休むわけにもいきません。

ですから、低気圧が近づくと体は休もうとするものなのだと理解して、自律神経の働きが活発な方に向かうよう、いつもに増して意識して動くと良いでしょう。

例えば、朝起きた時に冷たい水を飲む、カフェインを含む飲み物を飲む。起きたらストレッチをするなど。できることはいろいろとあります。

このような身体の機能をしっかりと理解しておくだけでも、やる気のないだるい気分をいくらかは払拭できると思います。