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どちらかが優位になりすぎた場合

自律神経について調べるとよく、健康のためには身体を休めるための副交感神経を優位にする方が良いという記事を見つけます。もちろん、休む時にはその方が良いのですが、本当に大事なのは二つのバランスです。

この二つの状態にはベストバランスというものがあり、交感神経の方が1.5倍程度の活発さであると良いと言われます。

しかし現実には、そのような良い状態を保っている人は滅多になく、刺激の多い現代では活発に過ぎるという身体状況であるが多いのです。そのため、適度なバランスを保つ方法として、身体を休めるようにする方法を紹介する記事が多いのです。

ではもし逆に、身体を休めるための神経の方が強く働く状態が続いたら、どうなるのでしょうか。現代ではこのようなことはあまりありませんが、生活環境によってはそういった事態も起こり得ます。

このような状態になってしまうと、免疫異常系の症状が現れるようになります。アレルギーやアトピー、もちろん花粉症も影響をうけます。

また、ストレスが低い状態や、運動不足の状態が長く続くことによっても、過剰に働いてしまうことがあります。ストレスが少ないのは良いことじゃないの? と思うかもしれませんが、ここで言うストレスとは、適度な刺激のことを指します。

外部刺激があまりにも少なくなると、身体をだるく感じたり、やる気がなくなってしまうのです。しかし体はバランスを保つために、活発に神経を働かせるための刺激を求めます。

このような状態が長く続くと、幻覚を見たり幻聴を聞くなどの症状が出てくるようになります。自律神経のバランスが崩れて起こる病にも幻覚や幻聴の症状が出てくることがあります。

また、運動不足のために体力が落ちていくと、だんだんとやる気も低下していってしまいます。体力がないという事は、動くとすぐに疲れてしまうのですから、動く気がなくなるのも当然ですね。

このように、身体が休める体制になっていることが必ずしも健康に良いわけではありません。バランスが取れていることが最も重要なのです。